【ワンオペ介護とは?】仕事をしながら介護をするのは限界?3つの不安を解消する対策案とは?

ワンオペ介護をしている女性

親の介護を一人でしてるけど、仕事との両立が難しいのよね。

ワンオペ介護をしている女性

介護のために転職するか仕事を辞めようか悩んでいるの。

みゅん

お一人で介護をするだけでも大変なのに、仕事との両立は更に大変ですよね。

仕事をしながらワンオペ介護をされている女性は少なくありません。

体力的にも精神的にもきついワンオペ介護ですが、生活の面から仕事を辞めるのはなかなか難しい選択でしょう。

この記事は、ワンオペ介護を頑張っているあなたに、仕事と介護を両立する対策案を紹介します。

今の状態より体力的、精神的に少しでも楽になれますように。

未経験から踏み出した今の私 「みゅん」はこんな人!
書人百花のみゅんです!


目次

ワンオペ介護とは?仕事との両立が難しい3つの課題

悩んでいる女性

最近気分が沈みがちなのが気になっているの…

みゅん

それは危険信号かもしれません!

ワンオペ介護という言葉がよく使われるようになりましたが、どのような状況で使われるのでしょうか?

ワンオペ介護がもたらす「介護うつ」の症状とあわせてみていきましょう。

ワンオペ介護とは?

ワンオペ介護とは、「ワンオペレーション介護」の略で、身内に頼れる人がいなくて一人で介護を行うこと。

ワンオペ育児(一人で育児をしなければならないこと)という言葉が使われていますが、最近は介護でも使われるようになりました。

ワンオペ介護には、さまざまなケースがあります。

  • 兄弟や親族がいない人、独身の人
  • 配偶者に迷惑をかけたくない人
  • 兄弟や親族がいても協力してもらえない人

特に、兄弟姉妹、配偶者など身内がいるのに介護の協力を得られない場合は、「どうして私一人だけが介護をしているんだろう」という思いもでてきますよね。

みゅん

ストレス要因のひとつにもなりますね。

仕事とワンオペ介護の両立が難しい3つの課題とは?

ワンオぺで介護をしていると、以下のようなさまざまな課題を抱えて限界がきてしまいますね。

  • 身体的にきつい
  • 精神的負担が大きい
  • 金銭面の不安

どんな課題が生まれてくるのでしょうか?

ここでは、ワンオペ介護の3つの課題をご紹介します。

身体的にきつい

ワンオペ介護における身体的にきつい面は、以下の2つがあります。

  • 疲労
  • 睡眠不足

介護と仕事の両立に、疲労が溜まっていくのは当然のことですよね。

特に残業をしたり、毎日の通勤だったり。

通勤時間が長いと、仕事を始める前に疲れやストレスを感じませんか?

家から会社までの距離があると、起床時間が早まり適切な睡眠時間を確保することが難しくなります。

睡眠時間が確保できないと体力も回復しませんし、体調不良の原因になります。

疲労や睡眠不足から身体的にきつくなり、仕事との両立が難しくなってしまうことも。

精神的負担が大きい

介護をしている人は身体だけでなく精神的負担も大きく、ストレスとなって現れます。

精神的に負担が大きいと感じるのは、以下の4つです。

  • 慣れない介護
  • 仕事と介護の両立
  • なかなか自分の時間が取れない
  • 睡眠不足

慣れない介護が重くのしかかる中で、仕事と介護を両立させないといけない状況。

考えただけでも莫大なストレスを抱えることがわかりますよね。

特に一人の時間が必要な人にとって、時間の確保ができなくなるのは相当しんどいことでしょう。

また、睡眠不足は精神面にも悪影響をもたらします。

睡眠不足になると以下のような症状がおきます。

  • 判断力の低下
  • ストレスの増加
  • 免疫力の低下

ストレスが溜まれば溜まるほど、精神的負担が大きく感じるのですね。

金銭面の不安

介護の内容や状況によっては、介護者が要介護者にいつも付き添わなければならないことがあります。

介護者とは、介護をする人

要介護者とは、介護をされる人

介護で欠勤や早退が増えたり、要介護者の様子が気になって仕事が手につかなくなったりします。

会社に迷惑をかけたくないという思いから、悩んだ結果介護離職を決断される人もいます。

介護離職とは、介護をするために現在の仕事を辞めることを指します。

介護離職をすると、確かに介護に専念しやすくなるでしょう。

しかし、離職すると介護者の収入が一気に減ってしまい、経済的不安が大きくなります。

介護にかかる費用やこれからの生活を考えると、心もとないですよね。

この金銭面の不安がストレスの一因となり、負のループになることも。

みゅん

収入源が途絶えると、将来が不安になりますよね。

ワンオペ介護の限界の先にある介護うつ

あなたは「介護うつ」という言葉をご存じでしょうか?

介護うつとは
介護によって体と心のバランスが保てなくなり、積もるストレスや疲れが要因となって発症するもの

生活の中に「介護」が加わると、身体的・精神的負担が重なって「介護疲れ」を感じるようになります。

そして、介護疲れから更に症状が悪化していき、以下のような症状がおきます。

介護うつの主な症状

  • 慢性的な疲労感
  • 無気力
  • 食欲不振
  • 睡眠不足
  • 思考力の低下
  • 気分が沈む

介護をしていると、誰でも介護うつになる可能性があります。

介護うつになると、あなた自身が一番辛い思いをすることになるでしょう。

みゅん

無理をしないこと、そしてあなた自身を大切にしてくださいね。

ワンオペ介護と仕事を両立したい3つの対策

なるべく無理のない範囲で、介護と仕事を両立させたいですよね。

現在は「育児・介護休業法」という法律があり、この法律を利用すれば、今の仕事を続けながら介護と仕事を両立させることが可能です。

この章では、介護と仕事を両立させるための3つの対策をご紹介します。

職場へ相談する

「育児・介護休業法」は以下の目的があります。

正社員や契約社員として働いている人が対象。家族の介護が必要になった時に、条件を満たせば仕事と介護を両立できるようにする法律。

現在、介護による離職者が増えていることから、2021年(令和3年)1月1日に育児・介護休業法が改正されました。

この法律による制度を活用すれば、仕事と介護の両立がしやすくなります。

まずは、職場に以下の相談をしてみましょう。

  • 時短勤務へ切り替え
  • 介護休暇の申請

順番に説明していきます。

時短勤務へ切り替える相談をする

時短勤務は育児・介護休業法により決められた制度です。

従業員から申し出があれば、以下の法律により時短勤務への切り替えが可能です。

介護を理由とした時短勤務

  • 一日の労働時間:6時間
  • 期間:利用開始日から連続する3年以上の期間に2回まで取得可能

企業側は、要介護状態にある家族を介護する従業員については、短時間勤務や夜勤の免除を認可しなければいけません。

また、就業規則によって残業時間の制限も可能です。

対象になる家族は以下のとおりです。

対象になる家族
  • 配偶者
  • 父母
  • 子ども
  • 配偶者の父母
  • 祖父母、
  • 兄弟姉妹および孫

介護とフルタイムの仕事の両立に限界を感じている人は、時短勤務を視野に入れてみるのもおすすめです。

介護休暇の取得

介護休暇とは、要介護状態にある家族の介護が必要になった時に休暇が取れる制度です。

要介護状態とは、負傷、疾病など身体上もしくは精神面により、2週間以上常に介護が必要な状態のこと。

企業側に申し出ることにより、1年で5日間まで仕事を休むことが可能です。

家族の介護が始まると、さまざまな理由で会社を休まなくてはならない場合が増えることも。

有給休暇が不足している時や、なかなか会社に言いだしにくい時などに役に立ちます。

★2021年(令和3年)1月1日には育児・介護休業法の改正により、介護休暇制度の一部が以下のように変更されました。

  • 時間単位での取得が可能
  • すべての労働者が対象
  • 1時間単位で申請が可能

要注意】
雇用期間が6ヶ月未満・日雇い労働者などの場合、対象外となる可能性もありますので、確認しましょう。

介護休暇の取得が可能な人は、取得してみてはいかがでしょうか?

介護保険適用のサービス利用

2つ目は、介護保険が適用できるサービスを利用することです。

介護保険適用のサービスはたくさんあります。そのなかで受けられるサービスの一部をご紹介します。

介護保険適用サービスの種類備考
訪問介護ホームヘルパーが自宅を訪問して、介護や料理、掃除等の身の周りの世話をしてもらうサービス。
本人の希望に合わせた支援を受けることができる
通所介護(デイサービス)利用者は自宅で日常生活を送りながら、日帰りで施設に通うサービス。
体操・食事・入浴・レクリエーションなどのサービスを受けられる
短期入所生活介護(ショートステイ)短期間施設に入所して介護を受けるできるサービス。
65歳以上で「要支援」、「要介護」と認定された人が利用できる
介護予防通所リハビリテーション
(デイケア)
介護予防を目的としたリハビリを行うサービス。
生活機能の向上に加え、運動機能の向上・栄養改善・口腔昨日の向上等のサービスを受けることも可能

この他にも要介護レベルごとにさまざまなサービスがありますので、ぜひ利用してみましょう。

みゅん

まずは市町村役場や、地域包括支援センターに相談してみてくださいね。

在宅ワークの検討

3つ目の対策は、在宅ワークを検討することです。

ワンオペ介護中でも、在宅で簡単に始められる仕事があります。

在宅ワークを始めることで、あなたが今抱えている不安が解消されるかもしれません。

①身体的不安の解消

会社勤務だと通勤時間がかかったりしますよね。

在宅ワークに変更することで得られるメリットは以下のとおりです。

  • 残業や通勤時間がなくなる
  • 残業や通勤からの疲労が軽減される
  • 自由な時間が増える

残業や通勤時間がなくなり、以前より疲労感が軽減するのはとても大きなメリットですね。

しかし、業務によっては在宅勤務が難しい場合もあるでしょう。

その場合は、時短勤務やパート・アルバイトの勤務に切り替えて、フリーランスとして在宅ワークをプラスする方法があります。

2つ目の対策で紹介した「介護保険適用のサービス利用」と働き方の変更によって、多少自由な時間ができます。

時間に追われることが少なくなるため、身体的疲労が解消されるでしょう。

②精神的負担の解消

在宅ワークは、比較的自由にスケジュール調整ができます。

仕事を受けるタイミングも自身で決められ、自分のぺースで仕事ができるのが在宅ワークのメリット。

しっかり時間が取れる時は仕事量を増やしたり、あまり時間が取れそうにない時は、仕事量を減らしたりすることも可能です。

しかし、在宅ワークは納期が決められている場合が多いです。

多忙な中で仕事を引き受けすぎると、納期に追われて介護がおろそかになることも。

クライアントと相談したり、納期に余裕がある仕事を選んだりするのがおすすめです。

自分の時間も持てるようになるため、仕事と介護だけの生活になることもありません。

趣味を満喫したり、気分をリフレッシュしたりすることで、徐々に気持ちの余裕もできますよ。

③金銭面不安の解消

金銭的な不安は、生活をしていく上で大きいですし、なにより収入を途絶えさせたくないですよね。

在宅ワークは、短時間勤務やパート、アルバイトをしながらでもできます。

介護に疲れて時間が取れない日があっても、収入が途絶えることがないので安心です。

また、仕事のスケジュールを自分で決められるので、時間に余裕がある時は多めに受注してみましょう。

在宅ワークで一番大切なことは、クライアントと信頼関係を築くことです。

仕事を引き受けすぎて納期に間に合わないということにならないよう、注意しましょう。

ワンオペ介護でもできる在宅ワークをご紹介します

次に、初心者でも始められる在宅ワークをご紹介します。

最初に、在宅ワークを選ぶポイントとして

  • あなたに合ったもの
  • 継続しやすいもの
  • 無理のない範囲で行えるもの

を中心に選ぶことをおすすめします。

在宅ワークの種類内容
クラウドソーシング

内職

商品モニター

データ入力
webライティングや動画編集など、あなたに合った仕事や仕事量を選べる
シール貼りや袋詰めなど自分のペースで作業できる
商品を利用しレビューすること。経験やスキルがなくてもできる
パソコンがあればできる。コツコツ取り組める人におすすめ

まずは興味をもったものから始めてみましょう。

みゅん

色々な在宅ワークにチャレンジすることで、あなたに合ったお仕事がきっと見つかりますよ。

在宅ワークはwebライターがおすすめ

ここでは在宅ワークの第一歩として、webライターをおすすめします。

webライターとは、クライアントからの依頼を受け、サイト上に掲載する記事を書くライターのことです。 
コラム、インタビュー、メールマガジン、ブログの文章を書いたり幅広く活躍できます。

ネット環境が整っているPC一台があれば誰でもすぐに始められるので、介護のすきま時間を活用できます。

webライターの強みは以下のとおりです。

  • 未経験で知識がなくてもOK
  • 自分の力で稼げるようになる
  • 在宅でも稼げる
  • 頑張り次第で文字単価が上がる

でも、いざwebライターを始めようとしても何から始めたらよいかわかりませんよね。

以下の記事は、webライターの始め方について解説していますので、ぜひお読みください。

副業でwebライターをやってみたいあなた!未経験からはじめて、副業webライターで3万円稼げるまでを実体験を交えてご案内します。

ワンオペ介護をしている女性

でも、一人で続けられるか不安…

みゅん

基本的にライターは一人で記事を書くので、気持ちが続かないと挫折しやすいんですよ。

そんなあなたに、私も所属しているSNTをおすすめします。

SNTは、女性だけが所属しているライターサロンです。

webライターを始めたばかりの人にも、先輩が優しくアドバイスしてくれたり、仲間がいると頑張れますよ。

ワンオペ介護とは?3つの不安を解消する対策案のまとめ

ワンオペ介護とは、ワンオペレーション介護の略で、身内に頼れる人がいなくて一人で介護を行うことを言います。

介護うつとは、介護をしていく上で体と心のバランスが保てなくなり、どんどん溜まっていくストレスや疲れが要因となって発症します。

ワンオペ介護が難しい3つの課題

身体的にきつい

L疲労、睡眠不足

精神的負担が大きい

L慣れない介護、仕事と介護の両立、自分の時間が取れない、睡眠不足

金銭面の不安

L介護離職をしてしまうと、介護に専念しやすくなるが、経済的負担が大きくなる

ワンオペ介護と仕事を両立したい3つの対策

  • 職場へ相談する
  • 介護保険サービスの利用
  • 在宅ワークの検討

在宅ワークの第一歩にwebライターがおすすめな理由

  • 未経験、知識がなくても始められる
  • 資格不要、PC1台あればOK
  • すきま時間で執筆できる

ワンオペ介護をしているあなたは充分頑張っていますし、そんな素敵なあなたを応援しています。

でも、無理だけはしないようにしてください。

あなた自身を第一に、大切にしてくださいね。

家庭と仕事の両立にお悩みのあなた。また生活環境の変化でキャリアの積み上げができないあなた。
【女性の働きかた】心がすり切れる前に試したい!自分らしく働ける仕事の見つけ方と始め方を解説では、自分らしく働くための「仕事の見つけ方・始め方」について、さまざまな選択肢がチェックできますよ♪

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

書人百花のみゅんです♪

普段は副業で「ライター×ブロガー」として活動しています。
またYouTubeや音声配信をとおして、女性を応援する広報活動も始めました。

女性ライター・ブロガーの輪を広げるため、スキルアップできる耳寄り情報を発信中です(*^^*)

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