ブログ記事のリライト|検索順位を高める具体的な方法と注意点を現役ブロガーが解説!

ブログはある程度書き続けたら、記事のリライト(書き直し)が必要です。

ブログを始めたばかりのAさん

え~、記事は一度記書いたら終わりではないのですね!?

みゅん

ブログ記事の情報は、書いた当初は最新の情報に基づいていたとしても、時間の経過とともに変わっていく可能性があります。
読者さまに間違った情報を伝えてしまわないためには、定期的なリライトが必要です。

この記事では、ブログ運営には欠かせないリライトについて解説していきます。

この記事でわかること
  • リライトの目的や効果
  • リライトのやり方やポイント
  • リライトするうえでの注意点

定期的なリライトは、ブログの信頼性向上やSEO対策に効果があります。

最新で正しい情報に基づいて書かれた記事は、読者の満足度につながり、ブログの評価も高くなるでしょう。

効果が出やすいリライトの仕方や注意点などについて解説していきますので、ぜひ最後までお読みください。

未経験から踏み出した今の私 「みゅん」はこんな人!
  • ライター ✕ ブロガー歴3年
  • ライティングサロン「SNT」運営スタッフ
  • 書人百花でブログ運営
  • YouTubeでもライター情報配信中
  • 書く仕事から書く人生へ
  • 欲しいものは全部あきらめない!そう堂々と言える自分が目標
  • ちょっぴり婚活中♪
書人百花のみゅんです!
目次

ブログ記事のリライトは必要?

リライトは、ある程度ブログに記事がたまらないうちは必要ありません。

リライトよりも、記事を量産することに集中しましょう。

しかし、ある程度記事がたまってきたら、リライトは必要です。

信頼され、読まれるブログに成長させるには欠かすことができない工程となります。

ここからは、リライトの目的や効果について解説していきます。

リライトの目的

ブログ記事をリライトする目的には、主に以下のことがあげられます。

  • 記事情報の見直しや最新化
  • SEOの最適化による検索順位の上昇
みゅん

順番にみていきましょう。

記事情報の見直し・最新化

ブログ内に間違っていたり古かったりする情報で書かれた記事があると、読者に不安を与えてしまうおそれがあります。

さらには情報が間違っていることで、記事を読んで行動してくれた読者に迷惑がかかることがあるかもしれません。

そうなるとブログ全体の信用問題にもつながる恐れがあります。

信頼され読まれるブログであり続けるには、情報を定期的に見直し、最新化していくことが必要となってきます。

書いてからある程度時間が経った記事は、情報に間違いがないか、内容が古くないかを定期的に見直しましょう。

必要であれば記事のリライトをして、最新化していくことが必要です。

SEOの最適化による検索順位の上昇

記事は検索順位が上がって上位表示されれば(SEOの最適化)検索結果ページでの表示回数は増えていきます。

検索結果で1ページ目に表示されるのと、2ページ目以降に表示されるのとでは、表示回数、クリック率には雲泥の差があるといわれています。

とくにブログを使ったアフィリエイトでは、記事が上位表示されることは最初の課題であり、最も重要なことです。

現段階では検索順位が低い記事であっても、リライトによって上位表示させることは可能です。


まずは検索ページの1ページ目に表示されることを、リライトの目標としてみましょう。

みゅん

正しいやり方や、行ううえでの注意点をのちほど、解説していきますね。

リライトの効果

検索ユーザーの検索意図に合った内容やタイトルへとリライトができ、SEOが最適化されれば、次第に多くの人に読まれる記事となるでしょう。

さらに、リライトにより更新日時が新しくなり、質が高くなれば、読者の満足度が高い記事としてGoogleからの評価が上がることが期待できます。

ブログ内で評価が高い記事があれば、他の記事にも興味を持ってもらえるかもしれません。

1つの記事の評価がサイト全体の評価を向上させる可能性があるといえるでしょう。

記事のクリック率の向上

クリック率はCTRともよばれ、コンテンツや広告が表示された回数に対して、どれだけクリックされたかの割合を指します。

クリック率(CTR)は以下の式で計算できます。

クリック率(CTR)(%)=クリック数÷表示回数(×100)

みゅん

クリック率(CTR)、クリック数、表示回数はGoogleのサーチコンソールなどから確認ができます。
クリック率をあげるうえで、記事の表示回数は重要となります。

記事のアクセス数に悩むBさん

ブログが上位表示されると、クリック率は確実に増えていくのですか?

みゅん

確かに増えやすくなりますが、検索結果が上位であるにも関わらず、クリック率が低い記事というのがなかにはあります。
そのような場合は、タイトルやディスクリプションをリライトしてみると効果があるといわれています。

タイトルやディスクリプションは、記事にどんなことが書いてあるかを知らせる看板のようなものです。

いくら検索順位が上昇しても、検索ユーザーの知りたい情報がブログに書いてあると判断されなければ、そもそもクリックすらしてもらえません。

タイトルやディスクリプションを読んで、検索ユーザーから記事の中身を読みたいと思ってもらえることが、表示回数と同じくらい、クリック率には重要です。

みゅん

タイトルやディスクリプションのリライトについては、のちほど解説します。

サイト全体の評価の向上(Googleからの評価が上がる)

Googleは、コアアップデートといって「検索順位を決めるうえでの重要なルール」を定期的に変更しています。

Googleの使命は「検索ユーザーに有用で信頼できる検索結果を届けること」です。

検索結果の評価は、1つの記事の評価だけではなく、サイト全体としての評価も含まれているといわれています。

そのためサイト全体の評価を考えても、1つ1つの記事内容が重要となります。


リライトでは、極端に検索順位が低い記事を作らないことを目標にしてみましょう。

内容の見直しや情報の最新化を行い、Googleから信頼できる記事だと評価をされれば、サイト全体の評価の向上につながります。

ブログ記事のリライトのやり方

みゅん

ここからは、ブログ記事のリライトのやり方について、具体的に解説していきますね!

手順1:リライトする記事を見つける

リライトは、検索結果の平均順位、クリック率、表示回数などをもとに、効果が出やすい記事から行いましょう。

以下にあげるツールで、検索順位やクリック率などは調べることができます。

ツールできること
Googleサーチコンソール検索パフォーマンスの把握
(クリック数、表示回数、クリック率、検索結果の平均順位)など
Googleアナリティクスサイトを訪問したユーザーの特徴、ユーザーが経由したチャネル、ユーザーのサイト内での行動など
ランクトラッカー検索順位チェックなど(自社、ライバルサイト)
GRC/SEOチェキ検索順位チェックなど(GRCはWindowsのみに対応)

検索順位などを調べるには、上記のようにいくつかツールがあります。

どれも無料版がありお試しできますので、実際に使ってみて機能の違いを比較してみましょう。

なかでもGoogleサーチコンソールは無料で、クリック数、表示回数、クリック率、検索結果の平均順位などを調べられるので、使い方をマスターできると便利です。

上記のツールは、ツールどうしが連携できるものもありますので、後々は必要に応じて連携してみると、できる幅がひろがり記事のデータ分析が容易となります。

ランクトラッカーの使い方は、下記の記事に詳しく書いてありますので参照してください。

また、ランクトラッカーとGoogleサーチコンソールの連携方法、ランクトラッカーとGRCの比較などは、下記の記事を読めばわかりますよ。

みゅん

リライトの効果がもっとも出やすいとされる記事は、検索結果の平均順位が50位くらいまでの記事です。
情報を過不足なく入れれば、検索1ページ目表示をねらえる可能性がある記事といえます。

記事のアクセス数に悩むBさん

検索順位が低い記事から順番にリライトするというわけではないのですね!?

みゅん

検索結果が50位以下の記事となると、Googleからも読者さまからも評価がされていない可能性が高いです。
大幅なリライトが必要な場合が多々あり、効率が悪いので、リライトの優先順位としては低いといえます。

キーワードによっては、検索順位が変動しやすい記事もなかにはあるでしょう。

一時的に下がっている場合は、ライバルサイトをチェックして足りない情報を足したり、独自性を加えたりしてみましょう。

記事のアクセス数に悩むBさん

逆に、上位に入っている記事のリライトは、どのように考えればいいですか?

みゅん

上位記事は、内容を大幅に変える必要はありませんが、3ヶ月~半年に一度くらいは、情報の見直しを兼ねたリライトはしたほうがいいですよ。

信頼される記事であり続けるには、定期的な情報の最新化や見直しは必要です。

手順2:対象記事をリライトする

リライトする記事の優先順位がわかったら、順番にリライトしていきましょう。

記事内容の最新化や、検索順位の上昇がリライトの目的ですが、下手にさわると検索順位を下げてしまう可能性があるので注意が必要です。

みゅん

リライトを行ううえで注意する点を以下にあげておきますね!

リライトを行ううえでの注意点

・対象のキーワードで検索するユーザーの検索意図を改めて考え直し、不足する情報を補ったり不必要な情報を削除したりする

・最新の情報や他の記事には書いていない情報を追加して、記事の差別化を図る

・読まれている箇所はさわらないようにする

・わかりにくい表現や冗長な表現をなくし、読みやすい文章を意識する

それと、効果があるのにもかかわらず忘れがちなのが、リライトした記事に内部リンクを貼ることです。

内部リンクを貼ることで、SEO効果が高くなるといわれています。

関連するキーワードの記事が他にあれば、忘れずに内部リンクを貼っておきましょう。

手順3:リライトの効果を確認する

リライト後は、検索順位がどのように変化したかなどの効果の確認を忘れずに行いましょう。

検索順位は、早ければ1週間ほどで変化がある場合もあれば、年に数回行われるとされるGoogleのコアアップデートのタイミングで大きく変わる場合もあります。

定期的に検索順位を調べ、検索順位が上昇したり、クリック率が増えたりしていればリライトは成功といえるでしょう。

もし、検索順位が大きく下がったりしばらく経っても順位の変動が見られたりしない場合は、再度リライトを行うか、リライト前の記事へといったん戻しましょう。

リライトした内容は、今後、再びリライトを行う際に活かせるように、リライト変更前・変更後の状態、リライト日時、リライトの効果などを必ずまとめておくといいです。

【ブログの項目別】リライトのポイント

みゅん

続いて、ブログの項目別にリライトのポイントをお伝えしますね。

記事タイトル

タイトルはブログの入り口となります。

ごちゃごちゃしていてわかりにくかったり、読んでみたいと思ってもらえなかったりすると、上位表示されてもクリックすらしてもらえないかもしれません。

リライトの際は、主に以下のことに注意が必要です。

タイトル
  • キーワードは左寄りに語順通りに入れる
  • 思わずクリックしたくなるような文言を入れる
  • 可能であれば具体的な数字を入れる
  • 読むことで得られるメリットを記載する

タイトルのリライトは、表示回数のわりにクリック率が低い場合に検討してみるといいでしょう。

見出し

見出しは、記事に何が書いてあるかを簡潔にまとめたものです。

最初に見出しを読んで、知りたい内容が書いていないと判断されれば、本文まで読まれないかもしれません。

リライトするうえでの注意点は、主に以下のことがあげられます。

見出し
  • 読者の検索意図に沿って、わかりやすく簡潔に書く
  • キーワードを不自然にならない程度、含める
  • hタグを正しく使う

適度にキーワードを入れて、本文の内容を読みたいと思えるように工夫しましょう。

ディスクリプション

ディスクリプションは、記事の内容を端的にまとめたものです。

SEO対策に直接効果はないとされていますが、読者の興味を引き付けるうえでは重要な項目です。

ディスクリプションの注意点として以下のことを意識しましょう。

ディスクリプション
  • 記事を読むメリットを書く
  • 記事内容を端的にまとめる
  • 本文を読みたくなるような内容を書く
  • タイトルに入りきらなかったキーワードや関連キーワードを入れる
    (入れすぎはスパム行為とみなされることがあるので、1~2回程度までにする)

ディスクリプションのリライトはタイトルとおなじく、表示回数のわりにクリック率が低い場合に検討してみるといいでしょう。

本文

本文のリライトは、検索上位に表示されている記事の場合は、メンテナンス程度にとどめておきましょう。

検索順位が10位以下から50位くらいまでの記事の場合は、検索1ページ目表示をねらって、積極的に行いましょう。

本文をリライトするうえでの注意点を以下にあげておきます。

本文
  • 最新情報など過不足な情報があれば追記する
  • キーワードの検索意図に対して、不要な情報があれば削除する
  • 他の上位記事にはないオリジナルな情報をなるべく入れる
  • リサーチをしっかり行ない信頼性のある情報を基に記事を書く
  • わかりやすい表現を意識して書く

本文は、ブログではメインとなる重要な部分です。

リライト次第で、検索順位が低い記事でも上位記事にすることは可能です。

注意点をふまえたうえで、定期的にリライトを行いましょう。

その他

上記にあげた項目以外で、リライトの際に注意しておきたいことが他にもあります。

以下にその他としてあげておきますので、リライトの際は見直してみましょう。

その他
  • リンクを貼っている記事の場合、リンク切れを起こしていないかを確認する
  • 内部リンクが適切な記事にリンク付けされているかを確認する
  • ひらがなと漢字のバランスの割合を適切にする
  • 適度に装飾をほどこし、読みやすくする

その他にあげた項目は、どれも読みやすい記事には欠かせない要素です。

リライトの際は、さらに読みやすい記事になるよう意識しましょう。

ブログをリライトするときの注意点

リライトは、どこに手を加えて、どういう結果を得たいかを事前に考えたうえで行います。

手を加えたことで、検索順位が下がってしまうリスクもありえるので、リライト前の記事に戻すことができるようにバージョン管理をしておくのがおすすめです。

あらかじめ注意すべきことを把握していないと、すべてがいい結果をもたらすとは限りません。

リスクもあると意識したうえで行う必要があります。

みゅん

ここからは、リライトする際の注意点をあげていきますね。

リライトする箇所を見極め、軸からブレないようにする

リライトする前にある程度、どこをリライトするのかを見極めて行わないと、どんどん手を加えたくなり、軸からブレていく可能性があります。

あくまでリライトの本来の目的は、読者の検索意図に合うような記事にアップデートさせることです。

本来の目的から外れたことはしないようにしましょう。

また、全体を一度にリライトしてしまうと、どの部分が検索順位等の評価につながったのかが把握できなくなります。

できるだけ部分的なリライトにとどめて、効果を検証しながら徐々に行いましょう。

無駄な情報や検索意図からズレたことは追加しない

リライトとなると、つい情報を足したくなりますが、不要な情報を削除するのも立派なリライトです。

無駄な情報や検索意図からズレた情報があることによって、冗長な文章になったり、読者を混乱させたりしてしまう可能性があります。

元の記事の不要な情報は、リライトの際に思い切って削除していきましょう。

記事の内容が古くなったら定期的に見直す

ブログを書いてから数か月も経てば、記事の内容が古くなっていることがあります。

定期的に内容を見直して、情報を更新していくことはブログを運営していくうえでは必要です。

【まとめ】ブログはリライトも大切!定期的にチェックしてアクセスUPを目指そう

リライトは、ブログを運営していくうえでは欠かすことができない作業の1つです。

記事の最新化を維持するだけではなく、注意点をふまえて行えば、SEOを最適化するのに効果が期待できます。

リライトを行う際は、以下のことに注意するといいでしょう。

リライトの際の注意点
  • 検索順位の平均が50位くらいまでの記事をツールなどを使って探す。
  • 検索意図を改めて考え直し、情報の不足分を足したり、不要な情報を削除したりしつつ、内部リンクなども見直す。
  • リライト後は、しばらくしてから効果を確認する。

また、リライトは、あらかじめどこをリライトするのかを決めてから行いましょう。

やみくもにリライトを行っていくと、軸からブレていったり、検索意図からズレていったりする可能性があります。

項目別の注意点としては、以下のことを参考にしてください。

項目別注意点
  • 【タイトル】… 表示回数のわりにクリック率が思わしくないときに行う
  • 【見出し】… 適度にキーワードを入れて、本文を読みたくなるように工夫する
  • 【ディスクリプション】… 記事内容がまとめられていて、本文を読みたくなるように工夫する
  • 【本文】… 最新情報を含めて、他の上位記事にない情報などもできれば入れる
  • 【その他】… リンクが適切に貼られているかなどを含めて、記事が読みやすい状態かを確認する

リライトは、より読まれるブログに成長させるには欠かせない要素のひとつです。

定期的に記事をリライトし、読者に愛されるブログを目指していきましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

書人百花のみゅんです♪

普段は副業で「ライター×ブロガー」として活動しています。
またYouTubeや音声配信をとおして、女性を応援する広報活動も始めました。

女性ライター・ブロガーの輪を広げるため、スキルアップできる耳寄り情報を発信中です(*^^*)

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