こんにちは、みゅんです。
私は、SNT(Site New Tourism)というオンラインライティングサロンの運営スタッフをしています。
今回はそのサロンメンバー、さちさんとの対談をお送りします。
- 2021年8月SNT入会
- 紙ベースの「社内報」ライターをするかたわら、SNTで11記事を執筆(2022年4月現在)
- 小学校1年生から高校1年生まで、3人の子育て中
対談では、次のようなことを伺いました。
- SNT入会の理由
- ライターを始めてからの悩みや、落ちこんだときの乗り越え方
- チームライティングの良さ
SNT内では、朗らかなキャラクターでおなじみのさちさん。
「初級者ライターだからこその驚き」や「チームの中で人と交流をしながら執筆する良さ」を、さちさんらしい言いまわしで明るく話してくださいました。
この記事では、対談音声で伝えきれなかった補足情報も含めて楽しめます。
ぜひ最後までお付き合いください♪
正真正銘の初心者からのスタート
最初に、さちさんのSNT入会までの流れを、簡単にご紹介します。
- 前職は営業職、加齢で運転が困難に
- 在宅ワーカーになろうと思いつき、クラウドソーシングサイトに登録
- SNTの添削を受け、入会
それではさっそく、さちさんがなぜSNT入会を決めたのか、くわしく聞いていきましょう。
4000字100円?!
みゅん:どうして、SNTに入って執筆しようと思ったんですか?
さち:前職は営業職で、車の運転が必須でした。
年齢を重ねるにつれて運転が不安になり、ある日ピコンとランプがつくように「在宅ワーカー」を思いついたんです。
クラウドソーシングサイトに登録したものの、当然のように初心者案件しか受注できません。
- 「添削します」
- 「月〇万稼げるライターにします」
こんなうたい文句に誘われて、単価は安くてもライティングを教えてくれそうな案件を探しては、応募しました。
「4000字100円」などの案件を「初心者だからしかたがない」と受注したのに、添削してもらえないんです。
「あれ?これって搾取されてるだけなんじゃないの?」と思い始めて……
SNTの募集に興味を持ったとき、添削された記事がアップロードされているのを確認しました。
「ちゃんとできるようになるには、だれかに習わないとダメだ」と、SNTに応募して添削を受け、入会しました。
小さなことまですべてが新鮮
みゅん:実際に添削を受けてみて、どう思いましたか?
さち:衝撃でした。
「何も知らなかった、そりゃあ100円をポイっと払われて終わりだわ」と思いました。
入会すると、最初から充実したマニュアルをいただけて、おもしろかったですね。
みゅん:どういうところが特におもしろかったですか?
さち:例えば、本当に細かいところですが、次のようなことです。
- タイトルの文字数が決まっている
- 読み飛ばされるから、大事なところは強調する
「全部読むでしょ」と思っていたので、読み飛ばされるという前提には驚きました。
何も知らない正真正銘の初心者ですよね。
みゅん:みんな初めはそうですよね。
さち:添削者さんが、記事の中に毎回びっしりアドバイスを書いてくださいました。
教えていただくこと一つ一つに感心したり驚いたりして、新鮮でした。
Google1位がとれる!添削の力
「今は停滞期かもしれない」というさちさん。
振り返ると、私自身もそういう苦しい時期が何度かありました。
逆に、うれしい出来事があるから続けられるという側面があります。
さちさんは執筆していて落ち込んだとき、どのようにして乗り越えてきたのでしょうか。
メラメラしすぎて失敗
みゅん:これまで書いてきている中で、難しいと思うことや、モチベーションが下がる瞬間はありますか?
さち:私の失敗は、最初から気張っちゃったこと。
せっかく教えてもらうからには「20記事終了時、オールマイティに書けるようになっていたい」と燃えていました。
1記事目からメラメラしていて、全然知らないこと、想像もしないことについて書いていたんです。
「これも書けた、あれも書けた」という感じで数記事書いて、振り返ると……
書きたいことを書いていないために、記事がおもしろくないと気がつきました。
心にズシンと来ましたね。
1記事目は復縁の記事だったんですけど、私は復縁にまったく興味がないんです。
別れを切り出されたら「さよならー!」と即答するし、どちらかというと自分から別れを決断するタイプ。
子どもたちは「お母さん、全然キャラじゃない」と大爆笑でした。
みゅん:復縁の記事を読みましたが、読者に寄り添っていて、読者との距離が近い書き方をすると思っていました。
まさか全然共感がないなんて!
ちなみに、さちさんの1記事目はこちら
【元カレと復縁】どんなパターンにも使えるアプローチ法教えます!
「世界に男性は35億人。復縁を願うより、自分を磨いてもっと素敵な人をつかまえてほしい」と思って書いたそうです。
さち:初心者のうちは、自分の好きなことや、興味が持てるものなどから書き始めたほうがいいと、声を大にして言いたいです。
子どもたちに「知らないことでも書かなきゃいけないんだよ」とドヤ顔で言っていた自分に、がっかりしました。
みゅん:逆に、落ち込んでも書けたのは、どうしてですか?
さち:添削者さんが、Googleで1位を狙うように添削してくださるので、それには絶対応えようと思っていました。
添削者さんに助けられたのが大きいですね。
みゅん:「ライターは孤独」と言われがちですけど、それはチームライティングの良さですね。
さち:一人で落ち込んでいたら、続けられなかったと思います。
チームっていいですよね、だれかが自分の思いを受け止めてくれるから。
チームライティングの良さについては、後ほど具体的に語ってくださっています。
ぜひ先を読み進めてくださいね。
添削者さんと二人三脚
みゅん:執筆していて、うれしかったことは何ですか?
さち:自分の記事がGoogleで1位になったことです!
どれだけマニュアルをもらっても、いろいろな人のブログを見て自分で学んでも、一人ではできなかっただろうと思います。
Google1位経験のある人が、きちんと添削してくださったのが結果になって現れたんです。
添削者さんと自分の名前がコンビで画面に出るので、一緒にやり遂げた感じがして、心からうれしく思いました。
さちさんの添削者さんは、チームリーダーのかなえさんと、サブリーダーのはなはるさん。
お二人ともGoogle1位の経験があり、技術面だけでなく精神面でも支えられているそうです。
自分を認めて、人を尊敬して
「ライターは続けるのが難しい」と言われます。
さちさんの書き続ける力になっているものについて、お話しいただきました。
自分の記事が書けないときも
みゅん:今、お子さんがいて仕事もしながら、どうやって時間を作ったり、書く気持ちを高めたりしていますか?
さち:自分の記事を書くかどうかは別として、1日に最低でも1回は、ライティングに関することを見るよう心がけています。
- 次に書くキーワードについて検索する
- SNTメンバーの様子を見る
とにかく何かを見ることで「自分もそろそろ書かねば」という気持ちになってきますね。
集中しないと文章を書けないタイプなので、基本的には子どもたちがいないうちにさっさと書きます。
お子さんが同じ部屋にいる環境でも書いている人がいたら、アドバイスが欲しい!
この対談の後に、SNTメンバーRINZUさんのインスタで「スマホで執筆できる?」という投稿を見て、スマホ執筆を試しているそうです。
「私にもできそう」という気持ちの素
みゅん:執筆には、どうしても波がありますよね。
- 時間を作るのが難しいとき
- 気持ちが乗らないとき
- 技術的に行き詰まるとき
さちさんはこういうとき、どうしていますか?
さち:私は、続けるのが特技なんです。
続けた後に何かを成し遂げるわけではないので、今までは「こんなに続けたのに何にもできなくて」とネガティブにとらえていました。
でも、ライターは続けるのが難しいと聞いてからは「続けるという特技でもいいんだ」と思っています。
書くときは一人なので、自分で自分を認めるのも大事なのでしょうね。
- タイピングは得意
- リサーチが好き
- 書き始めたら仕上げまでが早い…etc
何でもいいので自分をポジティブにとらえる材料があれば、きっと書き続ける力になるのだと思います。
SNTには、私よりもっと小さいお子さんを抱えている人もいますよね。
「子どもが小さかったころ、四六時中子どもがそばにいる状態で執筆できたか?」と問われたら、迷わず「できなかった」と答えます。
だから、そんなスーパーウーマンには、尊敬しかないです。
みゅん:小さいお子さんがいて、仕事もしている人もいますね。
さち:そういう「すごいな」と思う人がサロンにいるのもモチベーションなのかもしれません。
SNT内で困っていることを質問すると、さまざまな経験をしている人たちが具体的にやり方を教えてくださいます。
「自分にもできそう!」という気持ちになるので、続けられるんでしょうね。
SNTメンバーのsaoriku03さんは、事務系正社員×Webライターの子育てについて、インスタ投稿しています。
例えば「子どもが病気のときの対処法をご紹介」はこちらです。
SNTの雰囲気にほっこり
SNTでのチームライティングを楽しんでいるさちさん。
さちさんが思う、チームライティングやSNTの良さを語ってくださいました。
情報も交流も欲張れる環境
みゅん:チームライティングに対して、入会前後でギャップみたいなものはありましたか?
さち:ギャップというと難しいですが「チームライティングって何?」と思っている人に、お伝えしたいメリットがあります。
- 大量の情報をもらえる
- コミュニティに属しているため、孤独ではない
大量の情報をもらえる
さち:メンバーであれば、何の垣根もなくさまざまな情報がもらえます。
- 執筆の参考になる記事・ブログ、動画
- セミナーの資料・動画
- 業界の最新情報
自分一人では探し当てられないようなものばかり。
一人で書いていて行き詰まっている人ほど、チームに入るメリットが大きいです。
孤独ではない
さち:ライターでありながら孤独ではないのもメリットですが、これは入会してみないと分からないと思います。
年に数回あるZoom飲み会以外は、文字でやりとりをして交流。
アイコンしか知らない人もいるので、ちょっとメタバース的なコミュニティかな。
メタバース (英:Metaverse) は、コンピュータやコンピュータネットワークの中に構築された、現実世界とは異なる3次元の仮想空間やそのサービスのことを指す。
引用:Wikipedia
でも人間同士で交流できるのは同じで、私はとても居心地がいいです。
ただ「チームライティングはいいですよ」と言われても、伝わりにくいですよね。
みゅん:あまり「いいよ、いいよ」と言うと、壺を売りつけそうな怪しさが……
さち:「なんの洗脳なの?!」って(笑)
SNTでは、人と交流ができる良さを感じる瞬間が、たくさんあります。
連絡部屋に、メンバーが思いを込めたメッセージを投げかけると、だれかが必ずパッと拾ってそれに答えるんです。
そこから話が広がっていく様子を、はたから見ているだけでもほっこりします。
みゅん:みんな同じようなことで悩んでいるんだなと思いますよね。
さち:投げかける人も勇気がいると思いますけど、受け止めてくれる人がいるから安心ですね。
文章力で人に寄り添うチーム
みゅん:メンバーのみなさんも優しい人が多いし、女性のコミュニティなのにお局みたいな人もいないですよね。
さち:だれかの問いかけに、必ずだれかが温かく応えます。
みゅんさんをはじめとした、昔からSNTに所属している人たちのおかげですよね。
みゅん:ずっと変わらない温かい環境で、それを継続していきたいという思いがあります。
さち:あと、みなさん割とさっぱりしてるのかなと思います。
みゅん:温かいけど、いい意味で深入りしすぎないというか。
実際に会ったことがないと思えないくらいの関係性ですよね。
さち:文章は、書く人の「人となり」が出るものだと思います。
SNTのみなさんは、読み手の立場に配慮するのに長けた人たち。
普段のメッセージやコメントも自然と読み手に寄り添ったものになって、それが全体の雰囲気を作っているんでしょうね。
目標は「恩送り」
波を乗り越えながら、息の長いライターを目指すさちさん。
最後に、今後の目標を伺いました。
みゅん:SNTでの目標や、ライターとしてさちさんが目指すところはありますか?
さち:目標は、2つあります。
- SNTで20記事を書くこと
- 自分のブログを立ち上げること
SNTで20記事を書くのは、入会したときからの目標です。
20記事を終えたら、ブログを自分で立ち上げ、好きな分野や得意な分野について記事を書いて、人の役に立ちたいんです。
「恩返し」という言葉がありますが「恩送り」をしたいと、いつも思っています。
恩送り(おんおくり)とは、誰かから受けた恩を、直接その人に返すのではなく、別の人に送ること。
引用:Wikipedia
添削者さんからはいろいろなことを教えていただいているので、もちろん添削者さんその人に感謝しています。
その上で私が教えられたことをできるようになって、役に立った人がいれば、恩を送ったことになると思うんです。
私の大きな目標です。
みゅん:「恩送り」素敵です。
まずは、20記事執筆ですね。
さち:そこまでがまだまだ時間がかかりますけど、がんばります。
みゅん:一緒にがんばっていきましょう。
二人三脚で歩む添削者さんへの感謝の気持ちや、SNTメンバーへのリスペクトを感じる対談でした。
さちさんが「恩を送る」ところを、同じライティングサロンの一員として見守りたいと思います。
- 「恩送り」が目標になるきっかけが分かる「書人からの手紙」
【書人さち】私に恩を送らせてください~Webライターとして生きる~ - さちさん名義で公開されている記事一覧
執筆者さち
添削者さち - 書人さちプロフィール
素敵な話を聞かせてくださったさちさんと、私が所属しているライティングサロンは、SNT(Site New Tourism)です。
- ライターという仕事に興味を持った人
- ライティングスキルを身につけたい人
- ライターとして稼ぎたい人
- ライター仲間を求めている人…etc
いつでも扉を開いて、あなたをお待ちしています♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。