ブログのアクセス数が増えないけど、どうしよう?
ブログから収益が出るまでは時間がかかるといわれていますが、アクセス数が増えないと不安もつのりますよね。
あなたの立ち上げたブログがGoogleのクローラーに認識されるには、3カ月から半年はかかります。
かといって、時が流れるのを待っていてもアクセス数は増えません。
そこで、ブログのアクセス数を増やすために、記事、SEO対策、SNSの3つのポイントからチェックして対策をしてみましょう。
一つ一つ確認しながらできることをしていけば、アクセス数を増やすポイントがわかりますよ!
ブログのアクセス数を増やす3つのポイント
ブログのアクセス数を増やすには多くの対策がありますが、ばらばらで対策を始めると混乱してしまうかもしれません。
そこで一つ一つチェックして確実に改善する方法として、3つのポイントからチェックしていくのがおすすめです。
- ブログの記事をチェックして改善する
- ブログのSEO対策をチェックして改善する
- SNSを活用してブログへつなげる
まず記事、続いてSEO対策、最後にSNSの活用の順番ですすめると混乱することなく対策ができますよ。
アクセス数を増やす記事とは!
なんといってもブログで一番大切なのは、記事ですよね。
記事が読まれなくてはブログ自体がなりたちません。
- 記事数が30記事以上
- 定期的に記事を書く
- クリックしたくなる記事タイトル
- キーワードや検索クエリを満たした記事
それではこのポイントについて解説していきましょう!
記事数が30記事以上
ブログの記事数が少ないとGoogleの評価を得られません。
ブログ運営を始めたばかりなら、なおさら記事数を増やす必要があります。
記事数を増やす理由は2つです。
- 記事数を増やしていくと記事の質があがる
- 読者がサイトを訪れる入口が増える
個人差がありますが、100記事を超えるとPV数が増えるといわれています。
ブログを立ち上げたばかりでは、Googleのクローラーにインデックス(登録)されていませんので、なかなかアクセス数は増えないんですよね。
記事をたくさん執筆すればクローラーにインデックスされやすくなりますし記事の質も上がるので、結果的にアクセスを増やす効果があります。
定期的に記事を書く
記事を定期的に書くというのも重要です。
ブログの記事には〆切があるわけではないので、書くことがない、時間が無いなどの理由でなかなか書けないまま過ごしがちになりますよね。
でも、書けないまま時間が経ってしまうと、ますます書けなくなり記事の質がなかなか安定しません。
過去に書いた記事もそのままになっていると、情報が古くなったりリンクが切れたりするので、定期的に確認してリライトすることも重要です。
一日のスケジュールのなかで、パソコンに向かう時間を決める、ネタを探す時間を作るなど、工夫しながらブログを育てていきましょう。
ブログを続けるための工夫やコツについてはこちらの記事で解説していますので、参考にしてくださいね。
クリックしたくなる記事タイトル
記事タイトルは、ユーザーがあなたのブログを目にする最初の入り口です。
あなたの記事タイトルを読んでから読むかどうかを決めるので、思わずクリックしたくなるタイトルにする必要があります。
ユーザーは「失敗しない」「簡単に解決できる」「わかりやすい」記事を求めていますので、タイトルにこの3つを感じさせる要素が必要です。
具体的には次の3つの要素を入れてタイトルを考えましょう。
- 数字を入れる
- 簡便性、即効性
- リスク回避
それでは例として、私のブログタイトルが決まるまでを例にあげてみましょう!
ビフォー・アフターで並べてみました。
あなたはどちらをクリックしたいですか?
【before】
ブログのアクセス数を増やす!チェックポイントと対策方法を解説!
【after】
ブログのアクセス数を増やす方法|3つのチェックポイントと具体策をマルっと解説
改善後のタイトルには数字を入れ「具体策をマルっと」という言葉を足して、この記事を読めば全部わかるというアピールをしています。
続いてもう一つ。
【before】
webライターの提案文の例文つき!採用されるポイントを解説します!
【after】
採用率が2倍になったwebライターの提案文書き方を解説【テンプレと具体例】
こちらも数字を入れました。
採用率が2倍になったという具体例とテンプレートがわかるという簡便性をアピールしています。
タイトルにはキーワードとともに、ユーザーが記事を読むベネフィットが感じられるようなものにしましょう!
タイトルを変えるだけで、クリック率があがることだってあるんですよ。
キーワードや検索クエリを満たした記事
記事数を増やしても検索クエリを満たしていない記事では意味がありません。
あなたが検索した記事に、キーワードに対する情報が入っていないと、途中で読むのをやめますよね。
キーワード検索であなたの記事を読んだユーザーが、新たな疑問を感じたり、ほしい答えがないと感じて別の記事を検索してしまったら、低品質の記事だと評価されてしまいます。
キーワードに隠れている潜在ニーズまでくみ取れているかをもう一度確認して、ユーザーの満足度をあげていきましょう。
こちらの記事では、読まれる記事について解説しています。
あなたの記事をチェックするときの「ものさし」になりますよ!
アクセス数を増やすブログのSEO対策
ブログ記事は検索エンジンの1ページ目に表示されなければ、アクセス数を増やせません。
キーワードで検索したユーザーが最初に目にするのは1ページ目。
よほどのことがない限り2ページ以降読む方は珍しいのではないでしょうか。
クリック率は検索1位で約30%、2位で15%ほどと順位が下がるほど読まれる確率はかなり減ってしまいます。
記事の対策の次は、SEO対策ができているかをチェックしましょう。
- 網羅性の高い特化されたサイトになっている
- 適切な内部リンクがされている
- ページ表示速度が3秒以内である
具体的に解説しますね。
網羅性の高い特化されたサイト
Googleは広告収入で利益を得ていますので、検索エンジンを利用するユーザーに役立つコンテンツを評価しています。
Googleの評価するサイトとは、情報の網羅性が高くジャンルが特化されたサイトです。
評価の基準は、Expertise(専門性)-Authoritativeness(権威性)-Trustworthiness(信頼性)略してE-A-Tがあることとされていました。
ところが2022年12月、評価基準の一つに『Experience(経験)』というもう一つのEが加わりました。
検索結果の評価を改善するために、E-A-T に E(経験)を追加しました。つまり、実際に製品を使用している、実際にその場所を訪問している、誰かが経験したことを伝えているなど、コンテンツにある程度の経験が織り込まれているかどうかも評価されます。状況によっては、そのトピックに関連して実体験をもつ人が作成したコンテンツが最も高く評価される場合もあります。
引用:Google検索セントラル
具体的には次の4つをチェックしてみてくださいね。
E-E-A-T | 内容 | チェック項目 |
---|---|---|
(専門性) | Expertise専門知識や豊富な経験を持つ情報発信者 | 資格を持っていること | 専門的に学んだ経験
Experience (経験) | 実際の体験に基づいた事実 | 実際に体験したこと |
(権威性) | Authoritativeness専門家による作成・編集 | 信頼できる1次情報を使っている |
Trustworthiness (信頼性) | サイトの運営者、コンテンツの提供者 サイトの目的 が明確 | 金銭の授受が発生する場合 カスタマーサービス情報がある |
SEO対策の土台となる部分なので、これからのコンテンツ作りに反映させていきましょう!
適切な内部リンク
サイト内で適切な内部リンクが構築されていると、Google検索エンジンの評価があがります。
なぜなら、検索エンジンのクローラーはリンクをたどって記事を認識するからです。
ブログの記事が多くなってきたら、関連性の高い記事同士を内部リンクでつなぎましょう。
かといって、関連性のない記事に内部リンクを貼っても評価にはつながりません。
カテゴリーごとのまとめ記事、その下に子カテゴリーの記事があるという形を基本としてリンクさせていきます。
カテゴリーが違っていても、関連性の高い記事であれば内部リンクでつなげていきましょう。
- 関連性の高い記事をリンクさせる
- 関連性のない記事を書かない(評価対象になりにくい)
関連性のない記事をリンクさせると逆効果ですので注意しましょう。
内部リンクが適切に貼られていると、Googleのクローラーもあなたがアップした新しい記事をインデックスしやすくなるんですよ。
ページ表示速度が3秒以内
読もうと思った記事のページ表示速度が遅くてイライラしたことはありませんか?
読みたいと思っても、なかなか表示されないと別の記事にしちゃいます。
良い記事を書いても、ページの読み込み速度のせいで離脱されてはかなしいですよね。
ユーザーの利便性をはかるためには、3秒以内でページを表示させる必要があります。
ページ表示に3秒以上かかるとユーザーの32%が離脱するといわれているので、ブログの表示速度をチェックしてみましょう。
ページの表示速度を調べるツールは次のようなものがあります。
表示速度が遅いと分かったら、私たちができる対策はこちらです!
- サイト内の画像は圧縮する
- 使っていないプラグインは削除する
- 高速化プラグインを導入する
Chrome Developersでは、モバイルユーザーの利便性をはかるためにも、ページの合計バイトサイズは1,600KBにすることを推奨しています。
フリーサイトの画像をそのまま使うと1,600KBを超えてしまうので、圧縮したものを使いましょう。
WordPressの高速化をはかるならば、次のようなプラグインがおすすめです。
- EWWW Image Optimizer
-
画像を表示する際に自動で圧縮する
- Native Lazyload
-
スクロールに合わせて画像が読み込める、観ている画面の画像から表示させてゆく
- WP Super Cache
-
キャッシュの作成を最適化し読み込み時間を速くする
ただし、使用しているWordPressのテーマとの相性が悪いプラグインを使ってしまうと、表示速度は改善しません。
まずは使っているWordPressテーマと相性が良いかどうかのチェックをしてからインストールしましょう。
ブログのアクセス数を増やすにはSNSが効果的
ブログのアクセス数を増やすには、SNSとの連携が不可欠です。
あなたの記事にユーザーの悩みを解決する情報がたくさん入っていても、上位表示されないと読まれませんよね。
SEO対策だけでは時間がかかりますし、Googleのアップデートの際に検索順位が入れ替わることはよくあることなので、SEO対策だけをするのはおすすめしません。
- 検索エンジンの評価を得るまで時間がかかる
- Googleのアップデートによって、順位が下がることがある
SEO対策だけに依存するリスクを補うには、SNSの活用が有効です。
ブログを立ち上げたばかりでSNSの投稿まで手が回らないならば、少し軌道にのったタイミングで始めてみましょう。
書いたブログ記事を活用すればコンテンツ作成時間も短縮できる
SNSは直接ユーザーとつながれるツールなので、情報の拡散にはとても便利です。
定期的にSNSで発信を続けてあなた自身のファンを増やせば、あなたのブログにも訪れてくれるユーザーが増える可能性があります。
でも、SNS用のコンテンツを作るのって大変じゃないですか?
ブログで書いた記事の内容をSNS用のコンテンツ作りに活用すれば、時短も可能ですよ。
SNSを効果的に使うには3つポイントを押さえましょう。
- 定期的に投稿する
- ブログ記事を活用する
- 売り込まない
ブログ記事とは違って新しい投稿が上位に表示されるのもメリットですね
私がインスタで発信しているコンテンツのなかには、ブログのなかで書いた記事をインスタ用にまとめたものが多くあります。
一例として、ママライターの一日のスケジュールについて書いた記事をインスタのコンテンツにしたものをご紹介しましょう。
書いた記事をSNS用に転用すれば、SNSの発信の手間がかなり省けますよ!
SNSで大事なのは「知ってもらう」「興味を持ってもらう」こと。
必死に記事を売り込んでしまうと逆効果なので気をつけてくださいね。
ブログへの誘導はTwitterやインスタがおすすめ
あなたのブログ記事へユーザーを誘導するSNSとしては、Twitterやインスタがおすすめです。
- ブログ記事を書いたことをつぶやくだけでも、宣伝になる
- ハッシュタグにブログのジャンルなどをつければ、興味のあるユーザーに表示されやすい。
Twitterでは、アンケート調査もできちゃいます。
私もときどきTwitterのフォロワーさんにアンケートをとることがあります。
記事を書く際に、対象となるユーザーはどんなことに悩んでいるのか、どんなことに興味を持っているのかなどのリサーチにも役立つんですよね。
このほかにも今日何をするかを宣言すると、孤独な作業のモチベーションがアップしますよ!
webライターやブロガーを目指す方に、親しみを持ってもらえたらいいなと思いながら発信しています。
ブログのアクセス数を調査してブラッシュアップ
ブログの記事が増えてきたら、サイトの分析をしていきましょう。
アクセス数が増えない理由を把握して何をどう改善していったらよいかを知るにはやはり、分析するしかありません。
あなたのサイトの分析をするために便利なツールはこちらの3つ!
- ランクトラッカーやGRCなどの検索順位チェックツール
- Google アナリティクス
- Google サーチコンソール
ここでは、私が使っているランクトラッカーとの連携について解説しますね。
ランクトラッカーとGoogleアナリティクスを連携するメリット
- 過去30日間でサイトにアクセスした回数がわかる
- ユーザーが一回のアクセスで読んだページ数がわかる
- 直帰率がわかる
- ランキングの変動がわかる
ブログの分析をしながら、リライトするべき記事や足りないコンテンツは何かを分析していきましょう。
こちらの記事でランクトラッカーとGoogleアナリティクスの連携について解説していますので、参考になさってくださいね。
ランクトラッカーとGoogleサーチコンソールを連携させるメリット
- ブログ分析の際、キーワードを入れる手間がない
- 決まった時間に自動で分析できる
以下の分析が可能です。
- 合計クリック数
- 合計表示回数
- 平均クリック数
- 平均掲載順位
Googleサーチコンソールとランクトラッカーを連携させると、ブログの分析の際にキーワードを入れる手間がなく、時間を決めて分析しなくても自動で分析します。
Googleサーチコンソールとの連携のしかたやメリットについては、こちらの記事で解説しています。
ブログの分析にお役立てくださいね!
ポイントを押さえてブログのアクセス数を増やそう
ブログのアクセス数が増えないのは心配ですよね。
アクセス数を増やすには次の3つのポイントが重要です。
- ブログの記事をチェックして改善する
- ブログのSEO対策をチェックして改善する
- SNSを活用してブログへつなげる
まずは、アクセス数を増やす記事になっているかをチェックしましょう。
- 記事数が30記事以上
- 定期的に記事を書く
- クリックしたくなる記事タイトル
- キーワードや検索クエリを満たした記事
つづいてはSEO対策です。
Googleに評価されるには、網羅性があり信用度が高いコンテンツかどうかをチェックしましょう。
- 網羅性の高い特化されたサイト (E-E-A-Tの要素が入っているコンテンツであること)
- 適切な内部リンク
- ページ表示速度が3秒以内
- Expertise(専門性)
- Experience(経験)
- Authoritativeness(権威性)
- Trustworthiness(信頼性)
ブログ運営に少し余裕が出てきたら、SNSを使ってユーザーに直接働きかけてみましょう。
- 定期的に投稿する
- ブログ記事を紹介する
- 売り込まない
もちろん、日々のブログの分析も大切です。
ランクトラッカーのような検索順位ツール、Googleアナリティクス、Googleサーチコンソールを連携させてブログの分析にも慣れていきましょう。
目の前の結果ではなく状況を見ながら行動してゆけば、きっとあなたのブログのアクセス数も増えていきますよ!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。