ウェブライターとしてブログ記事を書いて稼ぎたい!
そう思うけれど、読んでくださる方の心に響くような文章が書けない!とお悩みではありませんか?
いざパソコンの前に座ったものの、キーボードを叩く指が一向に動かない、そんな経験ありますよね
伝えたいことを文章にして表すのは、想像以上に難しいもの。
それを解決してくれるのが、PREP法(プレップ法)です!
PREP法を使えば、分かりやすい文章をスラスラ書けるようになりますよ。
この記事ではPREP法とは何か?PREP法のメリットや使用時の注意などを、分かりやすく解説します。
PREP法を活用して、読者の心を惹きつけるブログ記事を書いてみましょう!
ブログ記事初心者にオススメ!PREP法とは?
PREP法とは「相手に情報を伝えたい時に使われる文章の型」と言われ、4つの単語の頭文字からできた言葉です。
P:Point=結論
R:Reason=理由
E:Example=具体例
P:Point=結論
1つずつ、どんな効果があるのか、詳しく説明しますね。
- P(結論)
-
最初に結論を述べることで、この後どんなことが書かれているのかを想像しながら読み進めることができる
- R(理由)
-
結論に至る理由を述べることで、なぜその結論なのか納得できる
「なぜなら」
- E(具体例)
-
具体例を出し、理由の根拠を補うことでさらに理解が深まる
「例えば」「具体的には」
- P(もう一度結論)
-
最後にもう一度結論を述べることで、大事なポイントが印象に残る
「つまり」「ですので」
まず結論を伝え、その理由と具体例を説明、最後にもう1回結論。
結論で説明をサンドイッチします。
初心者でも簡潔に、分かりやすく説得力がある記事が書けるため多くのブロガーに使用されています。
ブログ記事の他にも、仕事でのメールやプレゼンテーションなどでも活用できる便利ツールなんですよ
ブログ記事にPREP法を使う3つのメリットとは?
ライターにとってPREP法を使うメリットは以下の通りです。
- 考えをスムーズに伝えられる
- スラスラ文章が書けるようになる
- 読者に読まれる文章が書ける
何を言っているか分からないと言われたり、物事を説明するのが苦手な方にはPREP法をおススメします。
PREP法を使えば、頭の中で情報を整理しながらシンプルで分かりやすい文章を書けるようになります。
何から書けばいいか迷うことがなくなり、おのずと執筆スピードも上がります
また、忙しい読者は記事を読み流します。
分からないことを調べる時は「早く答えが知りたい」「役に立つ情報を確実に手に入れたい」と思いませんか?
先に結論を知ることができれば、この気持ちを満たせます。
結論を知ってしまうと、満足して先を読まないのでは?
そう思われがちですが、結論を知るとなぜこういう結論なのかという理由を知りたくなると言われています。
結論が分からない文章がダラダラと続くと「何が言いたいか分からないし、ここでは欲しいものが手に入らない」と感じますよね。
知りたい欲求をすぐに満たす文章が「読者に続きを読まれる文章」になるのです。
PREP法で書く文章の分かりやすさを例文で比較!
では、実際にPREP法を使わなかった場合と使った場合の文章を比較してみましょう。
PREP法を使わない例文
コーヒーって美味しいですよね。
朝、コーヒーを入れて一息つくと、その日1日頑張れるパワーをもらえます。
インスタントコーヒーも美味しいけれど、最近、私はコーヒーミルで豆を挽くようになりました。
自分で豆を挽けると味の変化を楽しめます。
もちろん、注ぎ方やお湯の温度、使う粉の量など、味を変える要素はたくさんありますよね。
でも、自分で豆を挽く時は、細かく挽くと濃く苦めに、粗く挽くと薄く軽い味にもできるんですよ!
コーヒーが好きな方であれば、ぜひコーヒーミルを使ってみてくださいね。
PREP法を使った例文
(P)自宅で美味しいコーヒーを楽しむなら、コーヒーミルを使って豆を挽くことをお勧めします。
(R)なぜなら、豆の挽き方によって、コーヒーの濃さや味わいが変化するからです。
(E)例えば、細かく挽くと濃く苦めの味わいに、粗く挽くと薄く軽めの味わいになります。
気分によって自分好みの味を選んで飲むことができますし、豆をゆっくりと挽くことで、香りから楽しむこともできます。
(P)そのため、コーヒーが好きな方に、コーヒーミルを使うことをお勧めします。
2つの文章を比べてみて、あなたはどちらが読みやすいですか?
PREP法を使わない例文は日記のような、最後まで結論が分からない文章になっているのが分かります。
「何が言いたいの?」という疑問を持ったまま、最後まで読み進めてくれる読者はほとんどいませんよね。
PREP法を使って「最後まで読まれる文章」を書きましょう。
【注意】PREP法はただ使えば良いわけではない
PREP法はとても便利ではありますが、使用できない場合もあるため注意が必要です。
PREP法向き | 商品やサービスの販売 悩みや疑問の解決など |
PREP法は不向き | ストーリー性のある話や日記 理由や具体例がない場合 |
記事の内容を考え、場面に応じて使用することが大切です。
また、ブログ内の文章でPREP法を使うだけでは、SEO対策にはなりません。
なぜなら、ペルソナやタイトル・見出しをきちんと設定することが、ブログ記事の文章よりも優先順位が高いからです。
記事にたどり着いてもらえなければ、一生懸命書いた文章も読んでもらえませんよね
PREP法によるSEO対策は、見つけた記事を読み進めたいと思えることでブログに長く滞在してもらうことです。
ブログの入り口をしっかりと整えた上で、PREP法を使用することが大切です。
【ブログ記事】PREP法とは?初心者こそ使うべき理由とメリット教えます!まとめ
この記事では、PREP法を使う理由と、メリット、使用時の注意についてお伝えしました。
もう一度振り返ってみましょう。
P:Point(結論)
R:Reason(理由)
E:Example(具体例)
P:Point(結論)
まず結論を伝え、理由と具体例を説明、最後にもう1回結論を伝える、文章表現の型
- 考えをスムーズに伝えられる
- スラスラ文章が書けるようになる
- 読者に読まれる文章が書ける
商品の販売や悩みの解決には向いているが、日記を書く時、理由や具体例のないものの説明には不向き
PREP法を使うだけでは、SEO対策にはならない
PREP法を使えば、読者に分かりやすく、読み進めたいと思ってもらえる、魅力的な文章を書くことができます。
さらに、執筆する際に頭を整理し文章を書くスピードを上げることもできるなんて、とてもお得ですね!
ブログ記事にどう文章を書いていいか悩む時は、PREP法を使ってみましょう。
読みやすく魅力的な文章で、ブログを見てくれる読者をどんどん増やしちゃいましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。